夏越の祭 商売や一家の繁栄を見守る |
【尼崎えびす神社】は醍醐天皇時代以前の創建であると伝承されています。古代からえびす様は海の神様、漁業航海を守る神様として漁業人から崇拝されてきました。
海の市・尼崎でも『えべっさん』の愛称でお祭りされ深いご神徳を受けた事により漁業人たちの生活が栄えたと云われています。
その繁栄ぶりが現在の商業、工業の発展へと繋がり尼崎の躍進と共にえびす神社も商売繁盛の神様『尼のえべっさん』として知られるようになりました。
数ある年中行事のひとつ《夏越の祭》とは一年の区切りとして行われ、半年間の日常生活の中で知らず知らずの間に付いた穢れ(けがれ)や邪気を魔除けの植物とされる芽を使った「芽の輪くぐり」「人形納め」の神事を通じてお祓いし、次の半年の安全、招福を祈願し無病息災を祈る伝統行事です。
神社内の公園には夜店がたくさん出て、遠方からの商売人の参拝者や子供たちで大変賑わいます。
日程 7月9日・10日
交通 阪神尼崎駅から徒歩4分
住所 尼崎市神田中通3-82 尼崎えびす神社
電話 06-6411-3859
時間 9時~23時
賑わう境内 | お稲荷さん |