近松祭 |
『曽根崎心中』や『冥途の飛脚』の代表作で知られる江戸時代の劇作家・近松門左衛門は尼崎久々知の広済寺の住職・日昌上人氏と親交が深く、度々訪れては寺の境内裏の部屋で執筆活動をしていたと言われています。その部屋は《近松部屋》と呼ばれ貴重な文化財として現在でも残されております。
10月の末日だったとされる命日にちなみ昭和11年から毎年近松記念館では近松祭を、広済寺では墓前祭が行われ人間国宝の吉田文雀さんらによる文楽公演が上演されます。付近一帯は近松の里として風情を感じれるよう整備され近松ロードと名付けられた商店街も沢山の人で賑います。
日程 10月 第4・日曜日
交通 JR塚口駅より徒歩15分
住所 尼崎市久々知1-4-38 近松記念館
電話 06-6491-7555
時間 11時~16時
近松の墓 | 石像 近松門左衛門 |
人形劇 | 文楽公演の様子 |